両替機

かつて(「吾妻」の当時に)開発, 製造, 販売を行なっておりました両替・メダル貸出機「AZシリーズ」は、その高性能, 低価格, 省スペース性によって多くのお客様から長年ご好評を頂きました。両替機メーカーとして培った技術力を活かして、各社製の両替機の販売(中古機), 改造, 修理, オーバーホールを行なっております。内部の紙幣識別機に関しても、多くの修理を承って参りました。あらゆる両替機に関して、お困りのことがございましたらお気軽にご連絡下さい。修理等のご相談をお受け致します。

また両替機の周辺機器である硬貨計数機(コインカウンター)紙幣計数機の修理に関してもお問合せ下さい。

中古機販売, 改造 (新紙幣*注1及び新五百円硬貨*注2への対応), 修理 について

販売用中古機の在庫は流動的ですので、お問い合わせ頂ければ状況をお知らせ致します。
改造や修理は経年と共に対応が難しくなりますが、製造元での保守が終了してしまった機種などに関しても可能な限り検討致します。またお客様ご自身が修理をなさるためにご必要なパーツについても手配可能な場合があります。どうぞお問い合わせ下さい。

*注1
紙幣は、発行時期によって「A券」「B券」のように分類されています。下表に示した「D~F券」に関して、弊社では「D券」用の両替機を「E券」に対応させる改造は従来行なって参りました。「F券」に対応させる改造に関しては、機種によって可否がありますのでお問合せ下さい。 (2025年3月時点)

分類 券種 発行日 肖像等 寸法(縦×横)
D券 一万円 1984(昭和59)年11月1日 福沢諭吉 76mm×160mm
五千円 1984(昭和59)年11月1日 新渡戸稲造 76mm×155mm
千円 1984(昭和59)年11月1日 夏目漱石 76mm×150mm
二千円 2000(平成12)年7月19日 首里城守礼門 76mm×154mm
E券 一万円 2004(平成16)年11月1日 福沢諭吉 76mm×160mm
五千円 2004(平成16)年11月1日 樋口一葉 76mm×156mm
千円 2004(平成16)年11月1日 野口英世 76mm×150mm
F券 一万円 2024(令和6)年7月3日 渋沢栄一 76mm×160mm
五千円 2024(令和6)年7月3日 津田梅子 76mm×156mm
千円 2024(令和6)年7月3日 北里柴三郎 76mm×150mm


参考:この他には以下の分類があります。
   [ 戦前のお札 ]1885(明治18)年~1943(昭和18)年発行
      い一円券,  改造一円券,  旧一円券
   [ A券 ]1946(昭和21)年発行
      百円券,  十円券,  五円券,  一円券
   [ B券 ]1950~1953(昭和25~28)年発行
      千円券,  五百円券,  百円券,  五十円券
   [ C券 ]1957~1969(昭和32~44)年発行
      一万円券,  五千円券,  千円券,  五百円券

以上、国立印刷局公表資料による

*注2
五百円硬貨には、下表に示した3世代があります。弊社では「初代」用の両替機を「2代」に対応させる改造は従来行なって参りました。「3代」に対応させる改造に関しては、機種によって可否がありますのでお問合せ下さい 。 (2025年3月時点)

世代 正式名称 発行日 直径 重さ
初代 五百円白銅貨幣 1982(昭和57)年5月1日 26.5mm 7.20g
2代 五百円ニッケル黄銅貨幣 2000(平成12)年8月1日 26.5mm 7.00g
3代 五百円バイカラー・クラッド貨幣 2021(令和3)年11月1日 26.5mm 7.10g


以上、財務省公表資料他による

なお他所による資料ながら、厚みの実測値について
 初代:1.85mm
 2代:1.81mm
 3代:1.81mm
という情報があります。

現在お使いの両替機のオーバーホールを当社にお任せ下さい。
結果には必ずご満足頂けるはずです。

(以下の例示写真は SEGA DP22000 及び DP23000  2023年現在、対応困難機種につき取り扱い不可能)

全塗装, オーバーホール, 新紙幣対応*注1, 新五百円硬貨*注2 対応

*注1及び*注2は上掲の前項目に記載

受入れ, 払出し, 制御系のメンテナンスは基本に忠実に行なわれます

古い塗装を剥離後
 →下地処理(パテ埋め, サフェーサー塗装)
  →ウレタン塗装
   →仕上げ処理へと施工します

新品同様ピッカピカになりました!

どのゲーム機で遊ぶお客様も両替機を使う機会があるはずなので、きれいな両替機はお店の好印象につながります